リオ閉会式における小池都知事の着付けや、立居振舞について、ネット上で多くの批判が並んでいる様子を見て非常に驚きました。なぜならば小池百合子さんのお着物姿、完璧と言って良いぐらいの着物選び、コーディネートだったからです。 小池都知事ほどの着物姿に批判が集まると、着物初心者の方々には不安も出てくるのではないかと心配です。 「小池百合子さんほどの高そうな着物が批判されるなんて!」 「みんなが批判している内容が理解できないなんて、私には着物なんて着られない!」 そんな皆さんのために、プロの呉服屋としての見解を書いてみます。私はちょっと変わった呉服屋ですから、小池都知事のリオ着物否定派の人もあまり気になさらないでくださいね。また政治的なことは関係なく、あくまで呉服屋としての見解です。小池百合子さんは昭和27年のお生まれで、私の母と同じ年齢ですので批評は僭越ですが、どうぞお許しください。 オリンピック