頭の小文字の「i」のせいで、「iPhoneとiPod」と「iモード」はよく頭の中で混乱を招く。いや、サービスの形態だのコンセプトだの、ぜんぜん違うのは言われなくてもわかってるのだけれど、アメリカのライフスタイルの中でこの二つはかなり位置づけが似ているとずっと思っている。そして、今回のiPhoneアプリの開始で、ますます似てきたように思う。 iPodが、日本における携帯コンテンツと似た位置づけになっている、とだいぶ以前に発言したのは中島聡さん。それを読んで、なるほどー、そのとおりだなー、と感心して、その後私も持論にした。いつも持ち歩くパーソナルな機器で、ロングテールのコンテンツを効率よく販売できるマイクロペイメントのプラットフォームと一体化していて、その上で栄枯盛衰するロングテール・コンテンツのプロバイダーを数多く育てているので、膨大なコンテンツのチョイスがある。iPodでは、この場合のロン