政府は、安全保障関連法に基づいて5月1日にも、日本の防衛のために活動しているアメリカ軍の艦船などを自衛隊が守る新たな任務を初めて実施することになり、北朝鮮情勢などを踏まえて、日米の強固な同盟関係を内外に示す狙いもあるものと見られます。 こうした中、政府関係者によりますと、安全保障関連法に基づいて、アメリカ軍の艦船などを自衛隊が守る新たな任務を初めて実施することになったということです。 新たな任務の実施にあたって、稲田防衛大臣の命令はすでに出されており、来月1日にも、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が房総半島の沖合から四国の沖合までの間の太平洋で、アメリカ軍の補給艦を守る任務が予定されているということです。 政府としては、自衛隊が新たな任務を実施することで、北朝鮮情勢などを踏まえて、日米の強固な同盟関係を内外に示す狙いもあるものと見られます。 「米艦防護」は、自衛隊がアメリカ軍の艦艇を守る任務で