日本のワイナリー数は現在、約300にも上り、大変な人気を博しています。一方、ワイナリー数が増えるにつれて、「どのワインを選べばいいのかわからない」といった消費者の意見があるのもまた事実です。 「日本ワイナリーアワード」は、そういった声に答える形で、ワイナリーそのものを格付けをしようと昨年、創設された賞です。 6月、その第2回目となる発表会と表彰式が行われました。審査委員長は東京・押上でワインバーとワインショップを手掛ける「遠藤利三郎商店」の遠藤利三郎さんです。 「ワインの銘柄をテイスティングし、評価するコンテストは非常に多いですが、そういうときに上位に入ってくるワインはもともと生産本数が少なく、手に入りづらいという特徴があります。そこでワインの銘柄ではなく、ワイナリーそのものを評価することで、多くの方がワインを買う一助になればと考えました」と語ります。 最高位は「5つ星」で、さらに「4つ星