今や国民食ともいえるカレーライスに不可欠な香辛料、ターメリック(アキウコン)。その機能にいち早く注目し、研究を続けている農学博士の大澤俊彦さんは、 「ターメリックはがんを含め、さまざまな病気の予防に効果の高い機能性食品」 とすすめる。日常的にカレーを食べるインドでは、がんの発生率が少ないという報告もある。その効果について聞いてみた。 10年前に乳がんを患い、手術、抗がん剤治療、ホルモン治療等を行った本誌記者(59才・その後、再発なし)が、各種治療とともに真剣に取り組んだのが「食生活の見直し」。食事、運動、睡眠など日々の生活が、がん予防にいかに大切か、自らの体験を踏まえつつレポートします。 乳がん、皮膚がん、大腸がん、腎臓がんなどの予防に期待 ――ターメリックの研究に着手したきっかけは何ですか? 大澤さん(以下敬称略) ターメリックはもともと薬として利用されてきた食品です。漢方では止血剤や健
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