哲学者ジル・ドゥルーズが著した『シネマ』を、まさに「シネマ」で読むという試みです。 映画を個人的な「好き/嫌い」の基準で判断するのはよくあることですが、なぜ「好き」なのかなぜ「嫌い」なのかも含めて、作品についてある種の「共通言語」で語り合うことができれば、映画は、そして映画を観て語り合うということはもっと楽しくなるんじゃないか。 映画を語る(/語り合う)のにもっとふさわしい言葉はないものだろうか。 このたび、そのような思いで読書会を企画いたしました。 1年ほど時間をかけて『シネマ』をじっくり読めるといいなと思っております。 映画が好きで、映画についてひとと語り合うことが好きな方は、ぜひお気軽にご参加ください。 映画を愛してやまなかったひとりの哲学者の映画論、ぜひみなさまといっしょに読み進められることを楽しみにいたしております。 ※著者が哲学者というだけあって、いくらか小難しげな単語も出てく