横浜市は、60代の男性が新型コロナの医療従事者向けのワクチンの優先接種を受けたあと、個別接種でうその内容を申告して、合わせて4回の接種を受けていたことを明らかにしました。 横浜市によりますと、市内の医療機関で清掃業務をしている60代の男性が去年3月と4月に医療従事者向けの優先接種を受けたあと、去年9月と12月に個別接種で3回目と4回目の接種を受けたということです。 男性は、3回目の接種はすべての市民に送られた接種券を使って受け、予診票に接種の回数を1回目と記入、4回目の接種は医療従事者に送られた接種券を使って受け、予診票に3回目の接種と記入するなど、いずれもうその内容を申告していたということです。 男性が先月「接種証明がほしい」と市に連絡してきたことから事実がわかったということです。 横浜市は重大な健康被害につながるおそれがあるとして、県を通じて国に報告するとともに、適切な間隔と回数で接種