2017年12月24日のブックマーク (1件)

  • 塩野七生が語る戦略と戦術、民主主義 歴史長編終える:朝日新聞デジタル

    15年をかけた代表作『ローマ人の物語』をはじめ、半世紀近く地中海世界を書いてきた作家、塩野七生さん(80)の『ギリシア人の物語』が完結した。1年に1冊のペースで歴史長編をシリーズで出してきた。アテネの民主政がたどった歴史から、「民主主義は一筋に守り抜こうとしても守れない」という。 『ギリシア人の物語』(新潮社、全3巻)は2500年をさかのぼり、古代ギリシャの都市国家(ポリス)アテネを通して民主主義の質を見つめる。 「これで歴史エッセーは終わり」が開口一番。「執筆を始めれば休みはなし。ニュースを見てぴっとひらめく。メモをする。そういう集中力を持続させる体力がなくなりました」。地中海が西洋史の中心だった時代を書ききったという気持ちも大きい。それにね、と加える。「いい男はみんな書いちゃったから」 最終巻の主人公は紀元前4世…

    塩野七生が語る戦略と戦術、民主主義 歴史長編終える:朝日新聞デジタル
    Hatenow
    Hatenow 2017/12/24
    ここで話していることは、ヤン・ウェンリーの民主主義擁護と同じだな。民主主義は迂遠なものだが、代え難い。塩野七生は毀誉褒貶あるが、少なくとも「海の都の物語」と「わが友マキアヴェッリ」は面白かった。