米国で8月7日、9子のハンデ付きの試合ではあるものの、プロ囲碁棋士8段がコンピュータに敗れた(American Go Associationの記事)。本家/.でも話題になっている。 今回コンピュータと対戦したのは韓国のKim Myungwan8段で、コンピュータ側のハードウェアは800コア、4.7GhzのCPUを搭載し、15TeraFlopsの演算能力を持つスパコン。 ソフトウェアはモンテ・カルロ法を活用したMoGoとのこと。すでに9x9の盤ではプロ5段がコンピュータに敗れているが、通常の大きさである19x19盤でプロが敗れたのは今回が初めてのようだ。Kim氏によればコンピュータ側の実力は「2〜3段程度」だが、ときには「5段レベルの動きをした」とのこと。「9子のハンデでは勝ち目は無いと思う。8子でも厳しい。一旦リードを取ったあとは、こちらが攻撃的に動いて、自分が数目失う局面でもコンピュータ