Eclipse IDEはJavaの統合開発環境として多く使われる。しかし、プラグインをインストールすることでほかの言語の開発環境にも、アプリケーションフラットフォームにもなる。Javaの開発環境としてはNetBeans IDEやIntelliJ IDEA、JDeveloperなどを挙げることができるが、Java以外の言語、特にスクリプト言語向けに対応するEclipse IDEはある意味特殊だ。 そうしたEclipse IDEの特殊性の一例として、ここではRubyの統合開発環境を実現するプラグイン「Ruby Development Tools plugin for eclipse」を紹介したい。スクリプト言語はエディタとターミナル/シェルで開発するというスタイルは、もはや唯一の選択肢ではない。リッチなプラットフォームを活用して素早く開発を済ませる、これが今流、といってしまってもいいだろう。