Googleが「Native Client」と呼ばれる安全性の高い基盤の上で、「Chrome」を徹底的に作り直す作業を開始したとの情報を、米CNETが入手した。 その第1段階の対象は、ChromeブラウザがPDFファイルを読めるようにするために使われている、Chrome内蔵モジュールだ。Chromeチームのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるLinus Upson氏は、5月のGoogle I/Oカンファレンスでその計画について明らかにしており、今回、その第1段階が進行しているという証拠が出てきた。 Native Clientのバグトラッキングデータベースでは、Native ClientバージョンのPDF拡張機能についての投稿が不意に出始めてきた。プログラマーらが直面している問題は、スクロールバーのレンダリング、「Gmail」の統合、PDFファイルの読み込み、リンクの上にマウスポイン