次席検事発言を問題視=臨時国会で追及へ−自民 次席検事発言を問題視=臨時国会で追及へ−自民 尖閣諸島沖での漁船衝突事件で、自民党の谷垣禎一総裁は24日、中国人船長の釈放を決めた那覇地検の次席検事が日中関係を考慮したなどと発言したことについて、「捜査機関が言うべきことではない。外交を考え、政治的判断を加える役割は政府が担うべきだ」と問題視した。その上で、「きちっと検証する必要がある」として、10月1日召集の臨時国会で追及していく方針を明らかにした。党本部で記者団に語った。 石破茂政調会長も「こんなことをする権能がいつ検察に与えられたのか。検察は証拠捏造(ねつぞう)も政治的判断もできるようになったのか」と厳しく批判した。(2010/09/24-18:57)