強盗に立ち向かうのは恐ろしいことだが、英国のある店主の女性はひるまなかった。それどころか、彼女は強盗を待たせたのである。 イングランドのキングストンアポンハルに住むカラムジット・サンガさんは、新聞雑誌販売店のレジで働いている。ある日、強盗のスチュアート・グリーソンが店に入ってきて、彼女にナイフを突きつけ、お金を要求した。 しかし、サンガさんはおびえなかった。「刃渡り18cmの包丁を手にした強盗が入ってきた時、私はただ座って紅茶を飲んでいました」と、地元紙『Hull Daily Mail』に話している。 グリーソンはサンガさんに、レジにある全てのお金を要求。サンガさんが紅茶を置き、箱を開けるのに使っていたクラフトナイフを振ってみせたところ、グリーソンは慌てて逃走したという。 強盗の姿は監視カメラに収められており、グリーソンは強盗未遂と刃物所持の罪で4年半の刑を言い渡された。サンガさんはその判