ことしで40年目の節目なんですね。 「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」で襲われた今上天皇 菊の御紋章と火炎ビン (文春文庫) 作者: 佐々淳行出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/10/07メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る今上天皇が、皇太子時代の「昭和50年」に沖縄と三重で遭遇した二つのテロ事件。危機一髪ならぬ「危機一発」の双方の現場で、警備責任者だったミスター「危機管理」は、いかに行動したのか。当時の過激派が総括しないまま、一部が「体制化」した今、「沈黙の掟」を破って書き遺す昭和の「大逆事件」との闘い。 沖縄編における、印象に残ったシーンを。 …私は東宮を訪れて…女官長などに面会し随従の心得を進講した。 「松村女官長、必ず火炎ビンが飛びます。妃殿下には決して化繊(化学繊維の洋服が流行っていた)のお召し物をお着せにならないように。麻か木綿でお願い