財務省の決裁文書の改ざん問題をめぐり、会計検査院は参議院決算委員会で、去年の検査の際に財務省から改ざんされた文書が提出されたことから、財務省に関係する職員の懲戒処分を求めるか検討していることを明らかにしました。 これに関連して、会計検査院の河戸院長は、参議院決算委員会で「検査で真正でない資料が提出されたことは極めて遺憾であり、あってはならない」と述べるとともに、会計検査院法が、国の会計事務を処理する職員に故意または重大な過失がある場合などに懲戒処分を要求できると定めていると紹介しました。 そのうえで、河戸院長は「これらの規定を個々の具体的なケースに適用する場合には慎重に検討する必要があるが、事実関係を踏まえ要件に該当するかを検討している」と述べ、財務省に対し関係する職員の懲戒処分を求めるか検討していることを明らかにしました。 さらに、河戸院長は、再発防止策について「まずは検査の担当者に対し
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