東京オリンピックの開会式で作曲の担当者の1人だった、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、作曲陣から辞任することが、大会関係者への取材でわかりました。小山田さんは過去に雑誌のインタビューで学生時代にいじめを行っていたことを告白していたことをめぐり、批判が続いていて、小山田さんが辞任の意向を示したのに対し、大会組織委員会が了承したということです。 「Cornelius(コーネリアス)」の名前で活動する小山田圭吾さんは、今月14日に組織委員会から東京オリンピックの開会式の作曲担当者の1人として発表されました。 しかしその後、小山田さんが20年以上前の雑誌のインタビューで、学生時代にクラスメイトや障害がある生徒へいじめを行っていたと語っていたことがインターネット上で指摘され、批判が相次ぎ、小山田さんは自身のホームページなどに「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり、誠に申し訳ございません。