2010年07月28日22:45 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer 無期懲役囚の主張 - 書評 - 死刑絶対肯定論 新潮新書編集部より献本御礼。 死刑絶対肯定論 美達大和 あの「人を殺すとはどういうことか」の著者が、このタイミングでこの主題の本を上梓するとはなんというタイミングだろう。 本書「死刑絶対肯定論」は人を殺した罪により、死刑という国家による人殺しの一歩手前である無期懲役刑を受け服役中の著者による、刑罰論、特に死刑論。 目次 - 美達大和『死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―』|新潮社より はじめに 第一章 ほとんどの殺人犯は反省しない 普段は大人しそうな人が……/放火、強姦による殺人犯/計画的な強盗殺人犯は「極悪」/喧嘩による殺人/暴力団同士の殺人/気が小さくても人殺しになりうる/倫理も道徳もない連中/他者への共感意識が希薄 第二章 「悪党の楽園」と化した刑務所 イメージと