これで一連の契約殺人の捜査が進む――。ウクライナの首都キエフの中心部で今年初め、未登録の拳銃2丁と偽造パスポートを所持したティムール・マカウリ氏を逮捕したとき、警察はそう考えていた。判事は、マカウリ氏にトルコでロシア政府に批判的な人間を暗殺した疑いがあったことを知り、高額の保釈金での拘置を命じた。
北朝鮮と長くビジネスをやってきたこの男の車に乗り込み、脱北者ビジネス・国境コーディネーターに10年くらい従事しているという妹の旦那に会いに行くことになった。 5~6キロほど車で走り、まさに国境沿いの住宅街のような場所へとやって来た。何だか倉庫みたいだ。 家の中に案内される。黄土色をしたダンボールが積み重なっている。お米や野菜など、食料を溜め込んでいるようだ。 奥から男性(以下、L氏)が出てきた。背は高くない。170センチ前後、体型も至って普通だ。簡単に挨拶を済ませ、雑談を進める。事前に男から話を聞かされていたのだろうか。向こう側から本題を切り出してきた。 「ここ5年くらい、北からの脱北者が激減している、当局が中国にトップダウン形式で管理の強化を要請している。本国でも脱北の流れを止めようとしている」 2005年頃から減り始めた脱北者 「この手の要請は地方政府や軍部同士ではできない。確実に中央
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