Win32APIベースのVC++によるWindowsプログラミングでは、ウインドウを作成するとすぐに「メッセージループ」に入り、以降は「イベント」に応答する形で処理を進めます。しかし、このプログラミング方式はゲームなどプログラムの進行を自分で管理したい時には不便ですね。Windowsから送られてくるメッセージに応答するのではなく、常に独自の処理をしたいという事もあるでしょう。 そんな時は、プログラムの形をイベントに応答するのではなく、自分自身で駆動し続ける「メインループ」型に変えてしまいましょう。 メッセージループとメインループ メッセージループとメインループは、イメージとしては以下のような感じです。メッセージループは、Windowシステムに適した「イベントドリブン」ベースのプログラミングなのですが、ウインドウシステムのメリットが少ないゲームなどでは、これが逆に制約にもなります。一方のメイ