いつでも、相手が自分の”メタ”を行ってるかどうか気にしている人がいたら それはメタの方向が逆を向いていると思う。 そういう人は、相手の裏をかこうとして、相手の心を読もうとして、相手の心理をえぐろうとして、躍起になる。 バカにされないことで頭がいっぱいになる。 相手の先にいること、相手の上位に立つこと。それが”メタ”だと思ってる。 頭の中は、相手相手相手相手相手。 防御に防御を重ね、装飾に装飾を重ね、相手を切り崩していくことに集中しているうちに、それ自体が目的になってしまっているうちに、 その人の自分の方コアはいつしか、全く隠れてしまう。 純粋な心だったり、真摯な思いだったり、ただの小さな願いだったり。 それが、言葉にまみれて、論理にまみれて、どうでもよくなって、疎外されて、 最後には不毛になって、消耗して、何も残らない。 で、そっちの方向にあなたの大好きなメタはない、と思う。 むしろメタは