前回からお送りしている「ある韓国人青年の兵役」体験談。二回目の今回は、李さんの入隊後の生活についてお届けする(第一回~導入編~)。 「軍隊に入隊すると、最初の五週間はブートキャンプで兵隊としての基礎訓練を受けます。その後私は、幹部養成学校の職員として配属されました。この学校は法律や管理、広報などの分野の幹部を養成する学校で、ソウル市内にあります。私が配属された部署は教材課というところで、幹部が勉強するのに必要な雑貨類を管理する職員として働いていました」 兵役で軍隊に入隊すると言っても、彼のように、いわば「事務員」として働く隊員もいるとのこと。いわゆる「軍人」のイメージとは少し違う。彼らのような兵隊の場合、どのような一日を送っているのだろうか。 「まず朝6時に起床します。その後外に集まって朝礼を行い、体操をしたりランニングをしたりします。シャワーを浴びた後、7時に朝食をとります。それから自分