【やまゆり園事件8年】美帆さん母の変わらぬ悲しみ、募る疑問 本当に分かっているのは「娘に二度と会えないこと」
鹿児島県の大隅半島東側に位置する肝属(きもつき)郡肝付(きもつき)町。内之浦湾を見下ろす標高886メートルの国見山の東側尾根に、15基の風車が並ぶ。風力発電の国内最大手、ユーラスエナジーホールディングスが今年3月に運転を開始した「国見山ウインドファーム(WF)」(総出力量3万キロワット)だ。 大きく出遅れた日本―世界各国の風力発電量 国見山WFは、国有林の中の保安林にできた国内初の風力発電所。森林は普通林と保安林に分かれ、国有林の中の保安林はとりわけ規制が厳しい。森林法などで借り受けや開発が厳しく制限されている。国見山WFの場合は、地元の肝付町が国から構造改革特区の認定を受け、規制を緩和してもらったことで、ようやく実現にこぎ着けた。 ■普及を妨げる規制の数々 環境アセスも義務づけ 日本での風力発電の導入は、世界に大きく出遅れている。日本風力発電協会によると、2011年3月末の発電能
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