中日は4日、昨季限りで現役引退した山本昌氏(50)が5日の引退試合(オープン戦VSヤクルト、ナゴヤドーム)に登板するため、1日契約を結ぶと発表した。昨季まで背負っていた「34」はドラフト4位ルーキー福敬登(23=JR九州)に引き継がれたため、背番号は「0」となる。 【写真】現役最後の登板を終え、美智子夫人から花束を受け取る 同球団は2014年にも、引退試合のため山崎武司氏とNPB初の1日契約を結んでいる。大リーグでは2013年に松井秀喜氏がヤンキースと1日契約を結んだように、「ワンデー・コントラクト」と呼ばれる1日契約は球団の功労者を送り出す手段として定着している。 同氏は昨年10月7日、シーズン最終戦となった広島戦(マツダ)に50歳1カ月26日で先発。丸を3球で二ゴロに仕留めて最年長登板、最年長出場、最年長先発のプロ野球記録を更新し、“ラスト登板”を飾った。