国土交通省は17日、自動車のバックミラーやサイドミラーの代わりに、カメラモニタリングシステムを備えた「ミラーレス車」の製造を18日から解禁すると発表した。道路運送車両の保安基準等を改正し、国内基準として採用する。乗用車やトラック、バスなどに適用されるが、バイクは除外する。国の認証を得た新型車から公道で走れるようになる。 ミラーレス車になれば、従来車よりも広い視野範囲を獲得できる。雨でミラーが見えづらくなり視界不良に陥ることを防ぐ効果もある。メーカーの対応次第だが、車外カメラを小型化できるため、これまでになかったような新しいデザインの車両が登場する可能性もある。