米ワシントンのホワイトハウスで会見するスパイサー報道官(2017年5月3日撮影)。(c)AFP/Mandel Ngan 【6月24日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)政権がメディアに対し、ホワイトハウス(White House)の定例会見へのカメラ持ち込みを禁じたために、23日の会見場は時代をさかのぼったかのような光景となった。 米CNNテレビはこの日、写生画家のビル・ヘネシー(Bill Hennessy)氏をホワイトハウスの定例記者会見室へ送った。同氏は普段は法廷内の様子を描いている法廷画家だ。 CNNは定例会見の映像を生中継する代わりに、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官と記者たちのやり取りの音声のみを流し、ヘネシー氏が描いたスケッチ画を映しながら、カメラの持ち込みが禁じられたことを番組内で強調した。 メディアと大きく敵対するトランプ