来年4月をめどに経営統合する予定のいずれも三重県に本店を置く「三重銀行」と「第三銀行」は、統合に伴って誕生する新しい持ち株会社の名前を「三十三フィナンシャルグループ」とする方針を固めました。 関係者によりますと、両行が協議を続けた結果、新たに誕生する持ち株会社の名前を「三十三フィナンシャルグループ」とする方針を固めました。 両行を合わせた総資産はことし3月末時点で4兆円余りで、東海地方で有力な金融グループが誕生する予定です。 地方の金融機関をめぐっては、人口減少や日銀のマイナス金利政策などで経営環境が一段と厳しくなっていて、両行では経営統合によって経営基盤の強化を図るとともに、組織のスリム化によるコスト削減も図り競争力を高めていくと見られます。
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