インドで最新鋭のミサイルや戦車などを公開する軍事パレードが行われ、軍備の近代化をアピールすることで、海洋進出を強める中国をけん制するねらいがあるものとみられます。 パレードでは、インドが中国との国境近くに配備している国産の新型地対空ミサイル「アカシュ」や、ロシア製の最新の戦車、それに戦車に取り付けることができる高性能の地雷除去装置などが公開されました。 また、陸海空軍の部隊の行進や兵士たちによるバイクでのアクロバット走行なども披露され、集まった人たちが歓声を上げていました。 インドは欧米やロシアから最新鋭の兵器を購入して、軍備の近代化を進めていて、パレードで公開することで存在感を強調し、緊張状態が続くパキスタンや、海洋進出を強化し、南アジアでも影響力を強めている中国をけん制するねらいがあるとみられます。