寒さの影響で11日も西日本を中心に厳しい電力需給となりました。今後も厳しい需給の状況は続き、特に3連休明けの12日は全国的に悪天候が見込まれる上、工場なども稼働することから電力各社は、家庭や企業に対して電気を効率的に使うなど節電への協力を呼びかけています。 寒さが続き、暖房の使用が増えるなどして西日本を中心に電力の需要が高まり、11日も厳しい需給の状況が続きました。 供給力に対する需要の割合を示す「使用率」は速報値で、 ▽九州電力の管内で午後6時台に97% ▽中国電力で午前8時台に96%、 ▽四国電力でも午前8時台に94%まで上昇しました。 各社によりますと厳しい需給の状況は当面、続き、特に3連休明けの12日は全国的に悪天候が見込まれる上、工場なども稼働することから需給の状況がさらにひっ迫するおそれがあるということです。 11日午後8時半時点での各社の発表では、12日の電力の使用率のピーク