もし、自分のADHD症状をチェックしてみて、「時間にルーズなところが直せない!」「いつも遅刻してばっかりだ!」ということに困っているのだ、ということがはっきりわかったとしましょう。困っているのだから、それがあなたが優先的に改善すべき問題なので、後回しにしないで解決してしまいましょう。 遅刻して迷惑をかけた人たちの顔が頭に浮かんで、つい自分を責めてしまいがちですが、自分を責めるのではなく、前向きにとらえましょう。 「問題を自覚していることが改善への第一歩なんだ」と。 ADHDの特性に時間の見積りが苦手、時間の感覚が弱いということがあります。 そのためについ、時間に遅れたり、締切に間に合わなかったりするのです。その弱点をカバーするために、時間の感覚をトレーニングしましょう。 よく行う行動に掛かる時間を計測する たとえば、外出しようと思ってから外出するまでに自分がどのくらい時間をかけているか把握