■時間管理 時間管理の大切さは新入社員のときからいわれることですが、新入社員など社会人 経験の少ない頃には、時間管理の本当の大切さ、難しさを実感できる機会は意外と 少ないものです。 上司や周囲の人は、社会人経験の少ない人でも、就業時間内に無理なくこなせる ように、業務量を少なくして、比較的簡単で定形的な業務を中心に担当させるなど 配慮しているところが多いでしょう。 また、社会人経験の少ない人の時間管理には、多くの上司が常にきめ細かに指示して います。 そのため、自分自身が時間管理に注意を払わなくても、問題が発生することはほとんど ありません。 しかし、中堅社員になると、こうした状況は徐々に変わってきます。 担当業務は自分で考えなければならないものが増え、次第に難易度が高まると同時に 業務量も増加します。 また、突発的な仕事も多くなってきます。 上司も、「一人前なのだから」と、時間管理