タグ

ブックマーク / machine-learning.hatenablog.com (3)

  • 深層学習はガウス過程 - 作って遊ぶ機械学習。

    おつかれさまです. 僕はあまり深層学習に関して記事を書くことはないのですが,ちょっと気になった論文があったので紹介します. [1711.00165] Deep Neural Networks as Gaussian Processes 論文はGoogle Brainの研究者らによるもので,NIPS2017 Bayesian Deep Learning WorkshopICLR2018にacceptされています.実は深層学習をガウス過程(Gaussian process)で構築するのはこの論文が初出ではないのですが,論文ではベイズ学習,深層学習,カーネル法を簡略かつ包括的に説明している内容になっているので非常に参考になります. さて,「深層学習はガウス過程」というのはちょっぴり宣伝的なタイトルにし過ぎてしまったのですが,もう少しだけ正確に論文の要点をまとめると次のようになります. 背景 単一

    深層学習はガウス過程 - 作って遊ぶ機械学習。
  • データに欠損がある場合の教師あり学習 - 作って遊ぶ機械学習。

    おはようございます. 今回は教師あり学習モデルを題材に,入力データが欠損している場合のベイズ流の対処法を解説します.ベイズモデルというと,たいていの場合は事前分布の設定の仕方云々だとか,過学習を抑制できるだとかに議論が注目されがちですが,個人的には,パラメータや潜在変数を推論することとまったく同じ枠組みで欠損値も同時に推論できることが,実用上非常に便利なベイズの特性だと思っています. データの欠損部分の取扱い データに欠損部分が存在することはよくあります.センサーデータを解析する際は,ネットワークの状況やデバイスの不具合によってデータの一部が欠けた状態で上がってくることがあります.スマホから複数種類のデータを集めるといった状況を考えてみると,例えば加速度センサーの値は継続的に取得できたとしていても,GPSの位置情報はほとんど上がってこないといった場合もあるかと思います.また,何かしらのユー

    データに欠損がある場合の教師あり学習 - 作って遊ぶ機械学習。
  • 変分ベイズを使って変化点検知をしてみる - 作って遊ぶ機械学習。

    おつかれさまです.今回は簡単なメッセージ受信数のデータを使って,変分ベイズによる変化点検知をやってみたいと思います.なお,今回使うデータやモデルは下記のPyMCの入門書を参考にしています*1. Pythonで体験するベイズ推論-PyMCによるMCMC入門-キャメロン-デビッドソン-ピロン このでは推論にMCMCを使っていますが,今回はモデルはそのまま流用し,同じことを実現する変分ベイズによる近似推論を導いてみます. 一般的には変分ベイズの方が計算が高速なので,MCMCの性能に満足できない場合などは変分ベイズは良い代替手法になり得ます.また,今回紹介する例は,過去に紹介した混合モデルを使った例よりも比較的シンプルですので,変分ベイズの入門題材にはちょうど良いんじゃないかと思っています. MCMCによる変化点検知 ・メッセージ受信データ PyMCでは次のような「ある期間で受信したメール数」

    変分ベイズを使って変化点検知をしてみる - 作って遊ぶ機械学習。
  • 1