この度、出版された『新・養生訓 健康本のテイスティング』(丸善出版)の対談で初めてお目にかかった岩田健太郎先生ですが、私も医療記者の端くれですから、もちろんその著書はよく読んでいました。 いつか取材したい、一緒に仕事をしてみたいと思っていた方との対談話ですから、依頼があった時はとても光栄で嬉しく思いました。ただ、最初の対談日が近づくにつれ、私は緊張してきました。 「岩田先生、おっかない人なんじゃないかな。アホな受け答えしたら怒られるんじゃないかな?」 岩田先生のご著書やブログで、自身がおかしいと思う医学の言説などについて舌鋒鋭く批判する姿を追いかけてきたこともあるのでしょう。笑顔でない顔写真も眼光鋭くおっかない...。しかし、それだけではないのです。 (神戸大学病院感染症内科のHPより 腕組みをして眼光鋭い...) 実は、前職、読売新聞の医療サイトyomiDr.の編集長を務めていた時に、実