2016年の夏の講演会で貴重なお話をたくさん聞かせていただいた日高徹さん。ホーンテッドケーブやマジックガーデンなどどこかメルヘンチックで温かなゲーム作品はもちろんのこと、80年代、PCゲームのクリエイターを目指していたたくさんの若者に夢と希望を与えた数々の著作で多くの人の記憶に残る名プログラマーです。 ゲーム保存協会では、ゲームソフトやハードウェア、雑誌や書籍などを収集するだけでなく、こうしたものを作っていた当時の第一線のクリエイターの皆さんとの輪も大切にしています。人がいなければ文化は生まれません。名作ゲームの裏には、必ず、一人一人のヒューマンドラマがあるのです。人の足跡を記録し、証言を記録することも大切なゲーム保存活動である、との思いから、ゲーム保存協会は今年度より「名誉会員」制度を設けました。 これまでゲーム保存協会には、保存活動を年会費によって一緒に支える「サポーター会員」、実際の