ヤマハ発動機は27日から、携帯電話向けに、バイクの排気音の着信音サービスを提供する。1955年に発売された第1号車の「YA−1」(愛称赤トンボ)をはじめとして、現行のMotoGPマシン「YZR−M1」など、一般公道用の歴代バイクから二輪世界選手権で活躍したレースマシンまで34機種分を用意した。サービス利用は無料。 排気音は現存しているタイプのエンジンを実際に動かして録音。同社の携帯サイト(http://www.yamaha−motor.co.jp/y−mode/)からダウンロード=写真=して携帯電話で楽しむことができる。 歴代バイクを含む排気音の着信音の配信サービスは二輪業界の中で初めて。若年層にはバイクを身近に感じてもらう一方、団塊世代の層には郷愁感を誘い再びバイクへの関心を持ってもらい市場の活性化につなげるのがねらいだ。今後、対象バイクを順次拡大するとともに、バイクの待受画像を提供