私はオルタナティブ・ブロガーの中でも、本をよく読む方らしい。私の感覚からすると、出版から 3 年以上も経った本は鮮度が下がり、出版後にあった出来事を反映できないので、論旨が狂ってきたりする。 きのう、家の本を漁っていたら、「トム・ピーターズのマニフェスト(1)デザイン魂」という、2005年10月の第一刷発行の本が出てきた。3年も前の本だ。トム・ピー ターズは、1982年の代表著作「エクセレント・カンパニー」で超優良企業を紹介し、その後、常に新しい企業経営についてアドバイスを続けるコンサルタン トである。 この本、残念なことにWeb2.0の波の反映なく、書かれた著作であるが、この本が普遍性を持つとしたら、タイトル通り、 「企業は(なんでも)デザインがすべて!」 なのである。さらに、私が気づかされたとても重要なページがある。ヘウレーカ!そうだ、その通りだ、と思った。こんな感じ。 2003年初め