Appleが「Mac OS X」の最も重要なアプリケーションの1つを、自ら推奨するプログラミング環境で構築し直したと、報じられている。 AppleInsiderによれば、Appleは「Mac OS X 10.6(開発コード名:Snow Leopard)」のリリースに先立ち、Mac OS Xのファイル管理アプリケーション「Finder」を開発環境「Cocoa」で作成し直したという。何年にもわたり、内外の開発者にCocoaへの転換を推奨してきたAppleにとって、開発環境「Carbon」を利用したFinderは頭痛の種だった。 AppleはSnow Leopardについて多くを語っていないが、自分達の64ビット化への対応を完了させるものと位置づけてきた。また、Carbonでは64ビットアプリケーションは記述できないとも述べ、開発者たちのCocoaへの移行を図ってきた。 大規模なアプリケーション