たられば @tarareba722 日本文学で最初に「この世界のよかった探し」を記したのは『枕草子』で、「眉を抜いてる時の顔には人生の悲哀が現れる」とか「器に水を流し込む時にきらきら映る光が好き」とか「ふと夜中に起きて水を飲むのは気持ちいい」とか「どうせ勉強するなら講師は二枚目がいい」とかすげえTwitterっぽくて、 たられば @tarareba722 「明け方の軒先に蜘蛛の巣が張ってあって、そこに付いた朝露は水晶に糸を通したようだ」とか「人の悪口を言うべきでないとかいう人、あんなの我慢できるわけないんだから意味がわからない」とか、とにかく自然や人間への観察眼が飛びぬけていて、それは清少納言が天才だからかと思っていたのだけど、 たられば @tarareba722 「あれは絶望の淵にあった(主人である)中宮定子を少しでも笑わせようと、定子が亡くなったあとはその魂を少しでも慰撫するために書か