ベダリアテントウ(Vedalia瓢虫)、学名 Rodolia cardinalis は、テントウムシ科に分類されるオーストラリア原産の甲虫の一種。体長約4mm。柑橘類の害虫である同じくオーストラリア原産のイセリアカイガラムシの天敵で、幼虫成虫ともにこれらを捕食する。このため生物農薬として導入されるなどして全世界の柑橘類栽培地域に生息するようになった。和名の「ベダリア」は新種記載の際の属名 Vedalia に由来するが、この属名自体の語源や意味は知られておらず、新ラテン語(ラテン語形の新造語)であろうとも言われている。 概要[編集] 農作物の害虫に対する生物的防除の歴史においてベダリアテントウは非常に有名である。柑橘類に壊滅的な被害を与えることもある害虫イセリアカイガラムシの天敵として、19世紀後半のオーストラリアからアメリカへ導入され、非常に画期的な防除効果をもたらした。これにより続く数十
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