GDP急成長の勢いは本物? ベトナムの生産拠点としての可能性、「賢いベトナム人」の労働者気質やインフラの状況を知ろう。 “サイゴンから来た妻と娘”から34年、変わるベトナム 今回はベトナムの経済状況、生産拠点としてのポテンシャルを見ていきましょう。 旧フランス領インドシナから独立した3カ国であるベトナム、ラオス、カンボジアの中で、日本人が最も強くイメージを持つ国がベトナムではないでしょうか。近年は、世界遺産に登録されたハロン湾やベトナム料理、アジア雑貨といった観光資源が注目を集めています。 筆者がベトナムを「知った」のは、30年以上前、1冊の文庫本との出会いからです。それは、近藤紘一さんの『サイゴンから来た妻と娘』*という作品です。まだベトナム戦争が遠い過去ではなかった時代です。 1980年代、日本ではまだまだ欧米志向が強かった時代です。いまのように、アジア圏が注目される前のことであり、近
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