2021年7月13日のブックマーク (2件)

  • 映画『100日間生きたワニ』感想。「死ぬ」から「生きた」にタイトルを変えた意味を考えたい。 - 社会の独房から

    Twitterで発表されるマンガの中で「現実とリンクしながら100日後に死ぬシステム」という画期的な手法で話題になったあのワニの映画、『100日間生きたワニ』を公開初日に観た。 僕は正直者なので正直な事を言うが、 この映画は公開前から映画レビューサイトで荒らし行為が頻発したり、座席予約でいたずらが横行したというクソみたいなニュースを見たので、逆張りの気持ちがムクムク生まれて、「大傑作!!!!!!映画館で観て当に良かった!!!!!低評価する奴は全員クソ!!!!!!!ちなみに俺はお前たちより映画を観ているぞ!!!!!」って言いたい気持ちを抑えられなかった。オブラートに包んだ下書きまで書いた。 ただ、結論から言うと、駄作!!!と言う程悪くはないけど、同じ1900円払うならハサウェイとかシンエヴァとかゴジラVSコングとかをオススメしたいし、親が「この映画観に行こうと思う」って言ったら「当に良い

    映画『100日間生きたワニ』感想。「死ぬ」から「生きた」にタイトルを変えた意味を考えたい。 - 社会の独房から
  • 『映画:フィッシュマンズ』と、どうしても解き明かせない音楽の謎|伊藤聡

    なぜ172分なのかバンドの歴史をどう語り終えればいいのか、作り手が困惑しているような映画でした。1987年に結成された日音楽グループ、フィッシュマンズのドキュメンタリー作品『映画:フィッシュマンズ』は、ほぼ3時間(172分)という長尺で、バンドの歴史を追ったフィルムです。現メンバー、元メンバーや関係者のインタビューを中心に、レコーディング時の映像、テレビ出演の様子、ライブでの演奏シーンなど、熱心なファンでも見たことのないフィッシュマンズの姿が数多く収められていますが、鑑賞前に私が気になったのは上映時間の長さでした。音楽ドキュメンタリーで3時間は長いのではないか。実際に見終えてみて、この尺になった必然性はよく理解できたのですが、同時に、映画としてどのように着地すればいいのか、172分の時間を使っても「これでフィッシュマンズというバンドを語り終えたことになるのか?」と苦悩する作り手の心情が

    『映画:フィッシュマンズ』と、どうしても解き明かせない音楽の謎|伊藤聡