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ブックマーク / nojiri-h.hatenablog.com (2)

  • 東北紀行(2) 桜の山と瓦礫の海 - 野尻抱介blog

    4月16日、磐越道でいわきから郡山に移動し、国道4号を北上した。山間部を抜けると急に展望が開け、福島盆地に入った。盆地の気候は夏暑く冬寒いことが多いが、いまはなにしろ桜の季節である。山々に囲まれ、馥郁たる杜の都、という風情だった。 市街で最初に出会ったマクドナルドでインターネットにつなぎ、ホテルを予約した。明日は花見だから、今夜ぐらいはホテルに泊まってさっぱりしようと思ったのだった。 福島駅周辺での飲み会メンバーを募ると、白石のしっとマスクさんが来てくれることになった。明日の花見では飲めないから今夜飲みましょう、とのこと。駅前で待ち合わせ、東口の歓楽街で店を探した。「久兵衛」という居酒屋の看板が目にとまった。 「おっ、キュウベエって店がありますよ」と私。 「わはは、ほんとですね」 入口の掲示板に旬の料理が手書きしてある。 「……ここでもいいかな?」 「ネタにもなりますしね」 機を見てはネタ

    Hu-Ta
    Hu-Ta 2011/05/07
    理想と現実はどうしても隔たるもの・・・。
  • 東北紀行(1) ガイガーカウンターを持って福島へ - 野尻blog

    4月14日〜18日、車に寝泊まりしながら福島と宮城を巡ってきた。きっかけはTwitterで震災後の自粛ブームについて語らっていたとき、宮城県白石市在住のしっとマスクさんに「船岡城址公園の花見に来てください」と誘われたことだ。現地の人がそう言うのなら自粛することはないだろう。あわせて福島の放射能汚染を自分なりに調べることにしたのだった。 個人取材のつもりではあるが、ボランティアとして働くわけでもなく、他人から見れば野次馬にすぎない。気安く被災地に行くべきでないのは百も承知だ。 しかし表現者のはしくれとして、今回の被災地はぜひこの目で見ておきたかった。阪神淡路大震災のときは、日帰りできる距離なのに、現地に入ったのは三年後だった。それでよかったのかもしれないが、ずっと後悔している。被災地を早期に見ていれば、その後の復興にもっと積極的になれたかもしれない。 震から一か月以上がすぎて、内陸部のイン

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