孤独と向き合い始めても、時間と付き合わなければいけないお年頃。 夏は過ぎて、寂しさが募る秋と「二学期編」の到来です。 席替えで目立つ位置に移動になった「黒木智子(もこっち)」ですが、本人の動きにはさして変動はなし。 ただし、周囲の動きが目に見えるようになったのが大きな変更と言えるでしょうか。 遠い席でポツンとしていたころと違って、新たな人間関係が生まれたかと言えばそうでもなく。 けれど、主人公の持ちネタである心の声での毒づくさまがいよいよ本領発揮で、ギャグマンガとしても大きく開花した、かなり重要な転機と言えるかもしれません。 することがなくて時間を持て余している自分と、活発に動いていてなんかリアルが充実してるリア充の対比が効いて、暗い共感を生みつつクスリ笑いに転化している気がします。 微妙に得た自己肯定感も相まって順調に(主に弟に対して)調子に乗り始めるもこっちですが、ちゃんとしっぺ返しを
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