大学の食堂――。自分の学生時代を思い返すと、お世辞にもきれいとはいえない長机と椅子、ボリューム満点の安い定食類しか浮かんでこないが、今や学食もおしゃれかつ美味なのが当たり前らしい。 日本が誇る東京大学の敷地内にも今春、パリを彷彿とさせるカフェができたという。一般客も利用できると聞き、ランチに出かけてみた。 カフェの名は「UTカフェ ベルトレ・ルージュ」。UTとは「ユニバーシティ オブ トウキョウ」の略らしい。大学内の食堂、しかも天下の東京大学である。自分だけ浮き上がりはしないかと、やや緊張しながら赤門をくぐった。 目指すカフェは赤門を入って左手に歩くとすぐに見つかった。「情報学環・福武ホール」の左端だ。一般客も立ち寄りやすい赤門近くにあるのがありがたい。この建物は今年3月、東京大学創立130年を記念して建てられたもの。特別栄誉教授の安藤忠雄氏が手がけたモダンな建物だ。赤門の辺りから、正門の
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