今回のロンドン五輪から新しく採用されるようになった競技「握り」。日本代表は最後の1枚となったロンドン五輪の切符をかけて行なわれた世界最終予選で見事勝利し、出場を決めた。今回はチームを五輪出場導いた松井ヘッドコーチにインタビューを敢行。最終予選の勝因、ロンドン五輪に向けての意気込みを訊いた。 「勝たないといけないというプレッシャーから、眠れない日々でしたよ」 松井ヘッドコーチからの意外な言葉だった。4月25日から12日間に渡って行なわれたロンドン五輪世界最終予選。出場国はアゼルバイジャン(世界ランキング15位)、チリ(同17位)、ベラルーシ(同22位)、マレーシア(同23位)、オーストリア(同29位)、そして日本(同9位)の6カ国。当然、世界ランキングから見ても、「日本の出場は間違いなし」と考えられていた。その責任感が両肩に重くのしかかっていたのだ。 松井ヘッドコーチが最も不安視していたのは
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