卒業シーズンで、「卒業の定番ソング」などの話題が、テレビやネットなどでたびたび取り上げられている今日この頃。 だが、そういったなかではほとんど取り上げられない、でも、局地的に超有名で愛されている卒業の歌がある。 それは、「うららかに春の光が降ってくる~ 良い日よ~良い日よ~良い日今日は~♪」で始まる「卒業式の歌」(小林純一 構成・作詞/西崎嘉太郎作曲・編曲)だ。 子どもの頃、毎年学校で歌っていただけに、「どこの学校でも歌う曲」と思い込んでいたのだが、実は知っている人が非常に少ないということを、大人になって初めて知った。 何がスゴイって、この曲、全員参加で「1~3年生」「4~5年生」「卒業生」「父母」「先生」など、それぞれのパートがあり、オペレッタ形式で歌いつないでいくため、全部で16~17分もかかってしまう大曲なのである。 低学年の無邪気な声、4~5年生の快活な声、卒業生のちょっと大人びた
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