どうも、松田悠士郎です。 先週上梓した第30回をもって、私の初めてのハードボイルド小説「鳳凰落とし」が終了しました。一度でも読んで頂いた方々、誠にありがとうございます。 今回は「あとがき」と称して、この作品への思い等を書き連ねる所存です。と言っても「著者自身による作品解説」みたいな野暮な真似はしないので御安心ください。 このnoteの第一回の記事に書いた通り、この作品は今まで書いた事が無い「ゴリゴリのハードボイルド」を表現した訳ですが、それまでの小説で多用した台詞での遊びやちょっとしたギャグ等を徹底的に排して、ひたすら鋭く、硬く書く事を意識して書いていましたが、この遊びが無い文章を書く事が如何にしんどいかを思い知りました。 この作品は、第一回に書いた通り『処刑遊戯』(松田優作さん主演映画)を大いに意識して書いていましたが、実は執筆に入る前に、一本の映画をDVD で観ました。それこそ、 『サ
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