今週の大きな話題はiPadの発表と、YouTubeのHTML5ビデオ対応が始まったことである。どちらも動画の将来に影響がありそうで、今のところ、どちらもFlashから離れようとしているようにも見える。iPadはFlashに対応していないというし、また大きな問題はHTML 5ビデオのコーデックの標準をめぐることである。 HTML 5のビデオコーデック--YouTubeの選択に異議を唱えるモジラ(CNET Japan) HTML5ビデオはFlash Playerなどの動画再生プラグインを必要とせず、ブラウザネイティブで動画が再生できることになるので、動画がいっそう身近になりそうで良いことだらけのように思える。しかし事はそう単純ではないようで、動画特有のコーデックの問題がここでも尾を引いている。YouTubeがHTML5ビデオに対応させたのが、Google ChromeとIEとSafariだけで