2005年秋冬モデルとして登場した京セラ製のウィルコム端末「WX310K」。京ぽんの愛称で知られる「AH-K3001V」の後継機となり、フルブラウザはもとより、メガピクセルカメラを搭載し、FlashやBluetoothにも対応する。今回は、京セラの担当者に開発経緯などを聞いた。 ――第2弾の開発に当たって力を入れた点を教えてください。 京セラ 通信システム機器事業本部 無線アクセス事業部 マーケティング課 責任者 中村隆二氏(以下、中村氏) 前回のAH-K3001Vは、フルブラウザを搭載したことで発売当初から支持を得ました。第2弾は、そのお客さまが満足していただけるものを提供したいと考えました。 ――ウィルコムが音声定額サービスを開始して、必ずしもコアなユーザーだけをターゲットにするわけにはいかなくなってきたと思います。今回、コアユーザー以外にはどういった機能を用意されましたか? 中村氏