rootkitはよくハッカーと結びつけて考えられるが、最近rootkitの検出が急激に増えたのは、あるスパイウェアベンダーが原因だ。 Windowsマシンで検出されるrootkitが急増した原因は、プロセスを隠し、アンインストールを妨げる高度な技術を使っているアドウェア・スパイウェアベンダーにある――ウイルス対策ベンダーのF-Secureがこう指摘している。 セキュリティスイートの一部としてrootkitスキャナを提供している同社は、「Apropos」「PeopleOnPage」というアドウェアの開発元であるContextPlusがrootkitの大量感染に関与していると特定した。 F-Secureのチーフインシデントオフィサー、ミッコ・ヒッポネン氏によると、同社のrootkitスキャン技術「BlackLight」が、Aproposで「非常に高度なrootkit技術」が利用されていることを
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