2013年3月2日のブックマーク (1件)

  • 日本における肉食の歴史

    における肉歴史 1.縄文時代 縄文時代は基的には狩猟採集の生活で、遺跡から出土するのは、シカ、イノシシなどの骨、蛤、牡蠣などの貝類とクルミ、クリ、トチ、ドングリなどの木の実である。狩猟採集の縄文人は主に肉をべていた思われがちであるが、主はドングリであったらしい。哺乳動物のなかで最も多く用されたシカやイノシシなど大物の獲物はそんなに頻繁にはとれなかったであろうし、狩猟圧を加えすぎると獲物の数が減少するからである。 ちなみに、一般の「常識」に反して、狩猟採集民の方が農耕牧畜民よりも物生産に費やす時間は少なく豊かな生活をしていたのである。 2.弥生時代 弥生時代といえば稲作である。しかし、米は主ではなかったし、当然のことだが、米だけをべていたわけでは全くない。弥生時代の遺跡からは農具のほかに、狩猟具や漁具、たくさんのシカ、イノシシなどの獣骨が見つかっている。犬は番犬・猟犬も